世界で行われるオフセットクレジット

オフセットクレジットは、二酸化炭素の排出量削減の取り組みを推進するためにできた仕組みです。
現在、オフセットクレジットの導入について世界中で議論が交わされているといいます。
ヨーロッパ諸国は特に熱心にオフセットクレジットの推進活動をおこなっていて、ドイツやイギリスではすでにオフセットクレジットが進んでいるそうです。
オフセットクレジットを新規のビジネスチャンスとして見ているところもあります。
京都議定書が出たことで注目を集めた環境サミットには、環境維持のためにオフセットクレジットを役立てるようヨーロッパ諸国が働きかけたという背景があります。
オフセットクレジットが世界的に実行されると、目標の二酸化炭素の排出量を超える国は、削減がうまくいった国からオフセットクレジットで二酸化炭素の排出量を一部買い取ることになります。
二酸化炭素量が少ないアフリカ諸国は、オフセットクレジットの仕組みで外貨が入るため、経済がうるおいます。オフセットクレジットは、アフリカの経済成長の支柱となり得ますが、お金さえあれば環境汚染が容認される制度にもなりかねないという批判もあります。
二酸化炭素の排出量が多いアメリカや中国は、いずれもオフセットクレジットの導入に消極的で、今後の動向に注目が集まっています。